イーロン・マスク「問いが見つかりさえすれば、答えを出すのは比較的簡単なんだ」

こんにちは。
ザッキーです。

会話をする時、
どんな言葉で始めていますか?

今、僕が質問したように
ほとんどの人が
質問から会話
を始めまよね。

身近な人だけではなく
初対面の人と話す時も
それは変わらず、

例えば、
「どんな仕事されてますか?」
「最近、ハマっていることは
なんですか?」

のように、
会話のきっかけは
質問であることが
ほとんどです。

質問がきっかけで、
相手のことを
知ることができますし、
会話の流れで知った内容から
共通点が見つかります。

明治大学教授の齋藤孝氏は
コミュニケーションの秘訣は
質問力にあり
」と
述べているように、
質問はコミュニケーション
において必須事項です。(1)

ただ、質問をする相手は、
他人だけではありません。

自分に対しても
毎日の生活の中で、
自然に質問を
投げかけています

例えば、
「ご飯は何を食べよう?」
「明日、服何きよう?」
といったように、

毎日の行動や
考えのすべては
質問をきっかけに
始まります。

そして、人は一日に
何万回といった
回数の思考を
巡らせている
そうです。

この何気ない
自分への質問は
長期的に自分の
生き方や考え方まで
影響
を与えます。

例えば、
「どうしたら、
もっと良くなるのか?」

「どうやったら、
この人に喜んでもらえるのか?」

と言った
ポジティブな質問は
自分を今よりも
成長させるきっかけに
なり得ます。

一方で、
「なぜ俺はこんなに
不幸なのか?」

「なぜ人間関係に
恵まれないのか?」

と言ったように、
絶望を感じる質問をすれば、
その質問に答えるように
自分の心も荒み、
不満爆発の日常が
待っています。

このように
自分の姿勢次第で
質問の内容が
変わってきます。

物事を深く追求しよう!
改善しよう!
という姿勢がなければ、

いい答えは
生まれてきません。

ましてや質問自体を
考えることは不可能です。

子供の頃から、
地球のために何かしたい
火星に住みたいと
本気で考えていた
イーロン・マスク氏は
次のように述べています。(2)
問いが見つかりさえすれば、
答えを出すのは
比較的簡単なんだ

そして、
質問したいことを
しっかりと理解するには、
人間の意識の範囲と
規模を広げることが
大切だという結論に達した。」

イーロン・マスク氏は
僕たちにとっては
異次元の存在です。

しかし、彼は
地球のために何か
できることはないか?

火星に安く行くために
どうしたらいいのか?
を真剣に質問し続け
このような偉業を
成し遂げています。

僕たちも今からでも
遅くありません。
自分をより良く
活かして、
良く生きるためには
どうしたらいいのか?

真剣に質問してみましょう。

すると、自分の
やりたいこと。

そしてできることが、
ふっとした瞬間に
見つかるかもしれません。

そうした出会いに
気がつけるかどうかは
自分への質問次第
なのですから。

  1. 斎藤 孝  質問力―話し上手はここがちがう (2003年、筑摩書房) Kindle 264
  2. アシュリー・バンス  イーロン・マスク 未来を創る男 (2015年、講談社) Kindle 390