ただ書くだけは時間の無駄!  文章で心を掴むなら徹底して真似しよう。

文章は、ものすごく簡単です。

僕たちは幼い頃から
文章を書く機会に恵まれていました。

記憶にない方もいるかもしれませんが、
子供の頃から読書感想文や小論文。

そして、大学の論文のように
思い出してみると

様々な場面で文章を書いています。

そのため社会人になって
普段仕事でメールを書いているような方
であれば

「ブログを始めよう!」

と思い立ったとしても問題ありません。

すぐにでも雑記ブログを
書き始めることは可能です。

しかし、なぜ以下のような
悩みが生まれるのでしょうか。

「読まれるブログが書けない。」
「ブログの書き方がわからない。」

答えは、『読者を意識している文章』
を書くことを学んでいないからなのです。

↑読者を意識していない文章に読み手はついていけない

”文章をただ書くだけ”のスキルと、
”読んでもらえる文章を書く”スキルは、
別物と考えてください。

例えば、文章を書く仕事として
セールスライターという職業が
あります。

彼らは企業からお金をもらって
文章を使って商品を売るプロです。

プロとして稼ぐためには
心を動かし、
商品を魅力的に表現する文章スキルは
必須とされます。

こうしたスキルを
身に付けるのは
簡単ではありません。

そのため、スキルの土台となる
・行動心理学
・脳科学
・コピーライティング
と言った専門テクニックを
数年かけて勉強します。

ここまで読んで
どのように思われたでしょうか?

僕は「読まれる文章を書くためには
こんなに時間も労力もかかるのか」

と、正直ゲンナリしました。

残業を月60時間をこなしていた僕には、
現実的ではありません。

また、そんなに時間を確保できる元気や
気力は残っていないのが
正直な気持ちでした。

しかし、それでも挑戦したい
という思いが強く
何度も試行錯誤をしました。

↑気力の続く限り、試行錯誤を繰り返した。

その結果、時間がないなかでも
企業メディアの専属ライターとして
だけではなく
ブロガーとしても収益

あげています。

時間がない中でも
結果を出せたのは理由があります。

それは文章の型を学び、
実践することだけに
労力と時間を費やした。

ただ、それだけです。

多くの人は
「まずは100記事書こう!」とか
「とりあえず3,000文字のブログを書こう!」
と書くことだけに注力しがちです。

それでは上達はしません。

では、どうしたら効果的に
スキルや技術を高められるのか。

上達方法について、
最新の研究で明らかになっています。

それはインプットとアウトプットの
バランスをうまくとることです。

インプットは新しいことを勉強したり
今の状態をどうしたら改善できるのか
考える作業をさします。

アウトプットはとにかく実践です。

研究によると、
なかなか上達しない人の多くは
とにかく実践をする
アウトプットに
力を入れているそう。

一方、上達が早い人は、
アウトプットだけに
力を入れるのではなく、
インプットも欠かさず
行っています。

例えば、アメリカの有名なシンガーの
ビヨンセはライブが終わった後、
ライブを自分で振り返り
次の日にはスタッフ全員に
メールで改善点を一斉送信している
と言います。

アウトプットはライブ
インプットは振り返り
です。

ビヨンセは
アウトプットとインプットを
繰り返すうちに
トップアーティストとして
活躍できるように
なったと推測できます。

↑ビヨンセは、アウトプットとインプットを繰り返してトップへと上り詰めた

これは僕たちが挑戦している
ブログでも同じです。

ブログにこの上達方法を当てはめると、
インプットは文章の書き方や知識、
加えて、「どうやったら読んでもらえるのか。」
と言った心理学テクニックです。

アウトプットは
ひたすらブログを書き続ける
と言う行為です。

学ぶことなくブログを
ただ書いているだけでは
いつまでも文章を
読んでもらえません。

なので、文章の書き方を
インプットをしましょう。

文章の書き方を学ぶのに
一番最適なのは

文章を型を身に付けることです。

「型を学んでも意味ないでしょ?」
とか、「型を学ぶ時間が勿体ない。」
と言われる方もいるでしょう。

しかし、型を学ぶと言うのは、
古くから日本に伝わる上達をする秘訣です。

これを守破離(シュハリ)と言います。

著名なアーティストや
芸術家に上達の秘訣を聞くと、
良い師匠を徹底的に真似をした
と言う人がほとんどです。

詳しく言うと

守(シュ)は師匠の型を
徹底的に真似ること。

破(ハ)は自分で分析して
改善していくこと。

離(リ)は自分で
発展させていくこと。

↑最適なインプットは型を徹底的に学んで自分のものにすること

仕事でも守破離は当てはまります。

例えば、新入社員で1年目は
ひたすら言われたことを言われた通りに
完璧にやります。これが守。

2年目は、先輩から振られた仕事を
言われた通りにやるだけではなく
少しずつ自分で改善しながら
やっていきます。これが破。

そして、先輩からの仕事をもらったら
自分のやり方でより成果が出るように
業務を遂行していきます。これが離。

ここまでくれば、独り立ちですよね。
一方で、新人の時から先輩に
言われた通りのことをやらず
最初から自己流で行う。

たまたま実績が上がる人も
いるかもしれません。

しかし、僕の周りに
基礎力もなしで、自己流を続けて
生き残っている人は
ほとんどいないのが現実です。

ブログも同様、
独自の書き方では
疲弊するだけになってしまいます。

まずは文章を書くための
土台を作るため知識である
型を身につけましょう。

今回は型を学ぶことの
大切さについてご紹介しました。

次回以降、この文章を学ぶ方法について
もっと深堀していきますね。