「WordPressでホームページができた!よし記事を書いて、PV数稼ごう!」
その前にやっておかないと、後々後悔することがあります。
それはパーマリンクの設定です。
大手メディアであっても、このパーマリンクの設定に手を抜いてしまったが故に、納得いかない形で運営を続けている企業もあるようです。
せっかく渾身の記事をたくさん投稿しても、パーマリンクの設定がされていないことによってアクセス数が稼げなかったりや、いい加減に設定したことによる弊害が多いので、しっかりパーマリンクの重要性を理解した上で、きちんと設定しましょう。
この記事を最後まで読むことでパーマリンクの重要性と抑えておきたいポイント、設定方法について知ることができます。
WordPressでブログを立ち上げたばかりの人は、是非参考にしてみてくださいね。
WordPressで設定できるパーマリンクって何?
パーマリンクとは、投稿する時に設定できる記事に紐づいたURLのことです。
何も設定していない状態と設定した状態の比較をみてもらうとわかりやすいかもしれません。赤枠で囲っている部分がパーマリンクです。
上:記事のトピックに合わせて設定
中:日本語で設定
下:デフォルトでの設定
何も設定していないURLの場合、パーマリンクからは記事が何を伝えようとしているのか全くわかりません。一方、しっかり設定している記事の場合、この記事で何を伝えようとしているのか、どんなトピックが書かれているのか想像できますよね。
細かい違いですが、このURLを設定するかしないかで、Googleからの評価による検索順位、アクセス数が変わってきます。
良いパーマリンクと悪いパーマリンクの違い
「そうは言ってもどんなパーマリンクがいいのか検討がつかない」という読者もいるかもしれません。
良いパーマリンクと悪いパーマリンクの違いをしっかりと理解することができれば、悪いパーマリンクの設定を避ければいいだけになります。またなんとなくでパーマリンクを設定して、後々後悔するという失敗をしないためにも良し悪しの判断がつくといいですね。
良いパーマリンクとは
- シンプル
- 記事のトピックが想像できる
これが良いパーマリンクの要素になります。具体的な例をご紹介すると、TOEICのリスニング勉強方法についての記事を書いたとします。
その場合に設定すべきパーマリンクは、TOEICのリスニング勉強についてわかることです。例えば、https://englishkouryaku.com/toeic-listening-studyとするのが、良いでしょう。
また、TOEICのリスニング勉強に関連した参考書についての記事を書いた場合は、https://englishkouryaku.com/toeic-listening-books1/という形にするといいでしょう。
記事のトピックと関連したシンプルなパーマリンクが良いパーマリンクと言えます。
一方で、悪いパーマリンクとは、どのような記述になっているのかみていきましょう。
悪いパーマリンクとは
悪いパーマリンク日本語が入っている
例えば、https://englishkouryaku.com/TOEICリスニング勉強法/のように、日本語がパーマリンクとして設定されてしまうと、文字化けしてしまいうまくGoogleのクロールが読み込んでくれない可能性があります。
そのため、日本語の記載は避けましょう。
投稿日が入っている
例えば、https://englishkouryaku.com/2021/08/31/toeic-listening-books1/のようなURLを指します。
記事の鮮度はGoogleの評価に反映されます。つまり、情報が新しい方が検索順位の上位をとれる可能性が高まるのです。
基本的にブログはリライト前提で記事を投稿するので、投稿日が入っていると「この記事の最終更新日は結局いつなんだ?」と読者も混乱することになりかねません。
こちらは設定で避けることができるので、続いて設定方法をみていきましょう。
WordPressでパーマリンクを設定する方法
簡単にパーマリンクは設定することができるので、ご説明するフローに従って設定してみてくださいね。
まずは、パーマリンクに任意の文字が入れられるように設定します。
パーマリンクの設定
- 「設定」→「パーマリンク」を選択
- カスタム構造にチェックし、入力欄に “/%postname%/” と入力します。これで完了です。
投稿画面での設定
- 投稿画面の右側の投稿タブを選択し、パーマリンクを開きます。URLスラッグ内を入力して完了です。
まとめ:パーマリンクを設定する際の注意点
以上、パーマリンクについてご説明しました。
アクセス数が出てきたら、パーマリンクの変更は禁物。なぜなら、新しいアドレスと認識されてしまいアクセス数がガタ落ちする可能性があるからです。そうした事態にならないようにもう一度ポイントを整理しましょう。
- 人間でも記事のトピックがわかるくらいシンプルか
- 長さは適切か(極力短くする)
- 単語ごとに-(ハイフン)を入れているか
- URLは日本語ではないか
本気でブログを運営していくのであれば、欠かせないパーマリンクについてご説明しました。ポイントを押さえて、効果的なURLが設定できるようになると、アクセス数アップにもつながるので、是非抑えておいてくださいね。